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はじめに
エンディングノートという言葉を聞くと、
「まだ早いかな。」
「縁起でもない気がする。」
そんなふうに感じることがあるかもしれません。
でも、本当に必要になるのは、
元気に過ごしている今なのかもしれません。
エンディングノートは、
人生の終わりを考えるためだけのものではありません。
日々の暮らしを整理するために、
少しずつ書き始めることもできます。
「分からない」が困る
相続というと、
「財産がたくさんある人の話」
というイメージを持つことがあります。
実際には、
家族が困るのは財産の額よりも、
「何がどこにあるのか分からない。」
という状況かもしれません。
銀行口座や保険、証券口座。
毎月引き落とされているサービス。
大切な書類の保管場所。
本人には当たり前でも、
家族には分からないことも意外とあります。
少しずつ整理しておくだけでも、
いざというときの負担は変わってくるかもしれません。
自分のためにも役立つ
エンディングノートというと、
家族のために書くものという印象があります。
でも実は、
自分自身のためにも役立つことがあります。
例えば、
・普段は使わない銀行口座
・昔の電話番号
・学籍番号や会員番号
・加入している保険会社の名前
など、
「どこかに書いておけばよかった。」
と思う情報は意外とあります。
毎日使う情報は覚えていても、
数年に一度しか必要にならない情報は、
忘れてしまうこともあります。
そんな情報を一か所にまとめておくだけで、
探し回る時間が減り、
普段の暮らしの中でも役立つことがあります。
完璧に書こうとしなくても大丈夫
エンディングノートという名前を聞くと、
最初からすべてを書かなければいけないように感じることがあります。
でも、
最初は一ページだけでも大丈夫です。
銀行口座を一つ書く。
保険を一つ確認する。
連絡してほしい人を書いてみる。
そんな小さな積み重ねでも、
少しずつ整理が進んでいきます。
市販のエンディングノートなら、書く項目がまとまっているので始めやすいこともあります。
ノートや手帳に、自分で書き始める方法でも構いません。
親とも少しずつ話してみる
もし親が元気に過ごしているなら、
エンディングノートの話をしてみることも一つの方法です。
「もしものために書いて。」
と言われると、
少し身構えてしまうことがあります。
でも、
「何かあったときに家族が困らないように。」
そんな伝え方なら、
話しやすく感じる人もいるかもしれません。
元気なうちだからこそ、
落ち着いて整理できることもあります。
まとめ
エンディングノートは、
人生の終わりだけを考えるためのものではありません。
家族が困らないための準備。
そして、
未来の自分を助けるための整理でもあります。
思い出したことから少しずつ書き始めるだけでも、
いざというときの安心につながるかもしれません。
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